INTERVIEW社会インフラを支える先端ビジネス。
お客様の価値ある出会いを
サポートし続けたい

営業統括本部 シニアアドバイザー
小田雄太

2010年 新卒入社July 4,2022

表層ではなく、背景にある課題
にフォーカスしたい

私たちコーディネーターは、経営者や個人のお客様の税理士選びのプロフェッショナルです。成長ステージや課題に応じて、最適な専門家との出会いをサポートしています。事業承継や法人成り、相続や確定申告--お客様からは実にさまざまなお困り事やお悩みをお寄せいただきますが、常に心がけているのは、お客様の真の課題を顕在化すること。経営・ビジネスの課題やお金にまつわる問題は、多様な要素が複雑に絡み合い、ご相談いただいた時点で、必ずしも課題の全てが明確になっているわけではありません。また、人や企業はそんなに単純でも、簡単なものでもないですし、「税理士との相性の良さ」のように、間に入る我々にしか分からないような視点もあります。30年近いご相談実績で培ったノウハウをもとに課題をときほぐしていき、根源的なお悩みに光を当ててサポートしていくのが、私たちの務めだと思っています。

「それでいい」で済まさない。
「それがいい」とベストを尽くす

新卒で入社して以来、一貫して営業畑を歩んできて、現在はコーディネーターのチームをまとめる立場になりました。入社5年目の時には、経理・会計業界に特化した「人材スカウト」事業の立ち上げにもかかわりました。税理士資格をお持ちの先生がお一人、スタッフは数人のみで開業した税理士事務所様も、事業が軌道に乗って顧問先が順調に増えていけば、当然人手が足りなくなってきます。当社のお取引先でも、人材不足に悩まれる事務所様が増えてきました。そこで、おつきあいのある税理士事務所様のお困り事をなんとか解決したいとの思いから、自ら手を挙げて求人支援のプロジェクトに参加しました。

仕事をする上での私のモットーは「常に最善を尽くす」。気になることがあったら「なんとなくそれでいいか」では済まさずに、「それがベストである」と納得いくまで、自分にできることを追求したいたちです。もしかしたら単に融通が利かないだけなのかもしれませんね(笑)。

「知らない」を無くしていきたい。
“争続”で芽生えた決意

ビスカスには新卒で入社しました。当社を選んだ理由は、自分自身が相続で苦労した経験があるからです。相続でもめたことで、家庭の経済的な事情で進路が限定されてしまいました。相続が落ち着き、最終的には志望する大学まで行けましたが、就活で将来を考えた際に「良い専門家との出会いがあれば、相続でもめなかったし、自分の人生も変わっていた」と思うようになりました。当時のビスカスは、今よりもずっと規模の小さな会社でしたが、「お金や法律に関するソリューションを提供する」という、社会に貢献する価値ある事業を手がけているということで、思い切って飛び込みました。

入社以来、ずっと抱き続けている思いがあります。それは「ビスカスという会社を、もっと広く、より多くのお客様に知っていただきたい」ということ。ビスカスには毎年多くのお問い合わせをいただき、おかげさまで「○○先生をご紹介いただいて良かった!」との嬉しいお声をたくさん頂戴します。しかし世の中には、お金や法律に関する知識がなく、最適な税理士の探し方がわからないばかりに、最善の解決策を得られず、不利益を被られる方も大勢いらっしゃいます。会社の認知度を上げて、より多くのお客様のお役に立てるインフラのような存在になる。そのためにビスカスは今、サービスのデジタル化に積極的に取り組んでいます。

堅実なビジネス×デジタルと
融合×真面目な人柄

税金や法律は社会の基盤をなすものであり、これにかかわる税務や法務はビジネスにおいて欠かせない業務です。それゆえに、税理士などの専門家を経営者や個人のお客様にご紹介する当社の事業は、手堅く「安定」したビジネスと言えます。一方で、税制や法律はその時々の国の政策によって変わるため、当社の事業は社会情勢に機敏に反応する「先端」ビジネスでもあります。今般のコロナ禍においても、補助金・助成金・給付金についてのお問い合わせ、確定申告に関するご相談を数多くいただいております。社会のデジタルシフトが進む中で、税理士業界においてもDXが加速しています。「安定」と「先端」を併せ持つビスカスならではの事業の価値は、サービスのデジタル化により飛躍的に高まる可能性があると確信しています。

もう一点、当社の事業の特性として「真面目」も付け加えておきたいです。業種的にもそうですが、当社の社員は真面目な人が本当に多くて、「素直に真面目に取り組む」姿勢というのは、会社として大切にしています。コツコツ取り組みたい人、一つひとつ積み上げたい人には向いている会社だと思います。ただ、かくいう私自身は、かつては無我夢中で突っ走る猪突猛進タイプ。そういう方は、あちこちぶつかって傷だらけになりながらの成長も覚悟してください(笑)。